令和2年度が始まりました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国の要請や県教育委員会の指示に基づき、新学期当初から臨時休校と学部・学年別に週1回の登校日という異例の形でのスタートとなりました。新入生の皆さんには、たっぷり学校で生活する機会がつくれず、不安な思いをさせてしまっています。また、在校生の皆さんも今後の学校生活のことについて、いろいろ心配させてしまっています。

 

 ただ、いろいろなことに不安を感じたり、心配になったりするのは、皆さんがそれぞれ「賢さ(かしこさ)」を持っているからです。「賢さ(かしこさ)」がなければ、新しいことやこれからのことに不安を感じたり、心配になったりすることはありません。

 一人一人がどんな「賢さ(かしこさ)」を持っているか、まだ十分にはわかりませんが、ぜひ、今後の学校生活の中で、仲間や先輩、先生たちとともにそれを見つけ、発揮していってください。

 

 実は、この4月、児童生徒の皆さんにとってはそれぞれ週1日の登校日ですが、その限られた機会の中でも、先生たちは何人かの児童生徒の新たな「賢さ(かしこさ)」を発見しています。そのようなお話を、私もすでにいくつか聞いています。やっぱり、皆さんはたくさんの「賢さ(かしこさ)」を持っています。そして、先生たちには、一人一人の「賢さ(かしこさ)」を見つけ出す力、皆さんの「賢さ(かしこさ)」に気づくセンスがあります。

 たくさんの“賢さ(かしこさ)”を結集すれば、直面する困難な課題も新しいことも、きっと乗り越えていけます。

 

                                                   令和2年4月   校長 山口 伸一郎(やまぐち しんいちろう)